店名に偽りなし!神田「貝呑」の貝の旨味をすべて受け止めたポテサラ [ブログ]
店名に偽りなし!神田「貝呑」の貝の旨味をすべて受け止めたポテサラ
さて、次なる舞台は神田。
新橋に負けるとも劣らず、素晴らしき酒場が立ち並んでおります。
ご紹介する「貝呑」さんは、南口から徒歩3分ほど。
裏路地ながらもさすがは神田。良き飲み屋街の雰囲気が染み染みで、立ち並ぶ店々の街灯の誘いっぷりといったら。
そんな中でもひときわ目を惹く外観。
何と言っても魚屋よろしく、外に生きた魚貝が並んでいるのです。
さらには「貝」どどーんと潔い看板。
これに誘われずに、何が呑み助か!
1階は立ち呑み、2階は座り。どちらも開放的で、間接照明や木製の壁、テーブル、樽のインテリアまでがなんともオシャレな感じ。
1階は本当にキッチンの目の前。嬉しいんですよねぇ、これ。
なんせ自分で頼んだものが、自分のために調理されてるのが丸見えなんだもん。
ちなみにドリンクはセルフサービス。
1杯ずつの自己申告制で、自分で取りに行ってスタッフさんにお伝えする、変わったシステムです。
「分かりづらいことをあえてやるのも、新鮮で楽しいでしょ。でも、お客さんが迷うばっかりじゃいけない。そんな時にはじめてのお客さんに手を貸してあげれば、ほら、コミュニケーションになるでしょ」
と店長さん。なるほど、ドリンク1つがなんともエンターテイメント。
そんでもって、自分で注ぐから、なみなみし放題なんです。むふふ。
さて、そんなこのお店のポテサラは統括料理長が考案したメニュー。ホタテと白ワイン蒸しのアサリ、その汁ごと練りこんだという、贅沢な逸品です。
それがSサイズで300円Mサイズで480円とは恐れ入る。
丁寧に滑らかに潰されたポテサラは、とにかく貝の旨味をすべて受け止めたしっかりした味わい。ホタテの食感にあたると、ラッキーってなるのが楽しい。アサリも、良い味出してます。
一番人気は活貝のソテー。
数種類の中からその貝の種類と数、そしてソースを選んで作ってもらう、やはりちょっと変わった趣向のメニューです。
毎度毎度、めっちゃ悩むんだよなぁ、コレ。いや、それが楽しみでもあるんですけどね。
この日はムール貝とアサリ、ホタテの稚貝を、一番人気の焦がしバターで。
そんでもってさらにこの後のお楽しみが、残ったソースで作るリゾットです。実はこのリゾット目当てでソテー頼む人も多いとか。
キッチンから漂う貝の良い香りも、大量の注文を裁く調理スタッフの機敏なる動作も、美味しさに一役買う素晴らしきスパイスです。
メニューすらもおつまみになりそう……あら、貝だけじゃなくって、魚メニューも豊富ですな。
そんな神田にある貝の楽園。皆様も是非一度。
きのこのクリームリゾット
•塩分 1.8g(1人分)
材料 (2人分)
•米 1カップ
•生しいたけ、しめじ 各70g
•洋風スープの素(チキン・固形) 1個
•白ワイン 大さじ3
•生クリーム 1/4カップ
•粉チーズ 大さじ1~2
•オリーブオイル 大さじ3
•塩
•こしょう
•バター
作り方
しいたけは軸を取って薄切りにし、しめじは石づきを切って小房に分ける。鍋に湯2カップを沸かし、洋風スープの素1個を加えて溶かし、弱火にかけておく。
別の鍋にオリーブオイル大さじ3を中火にかけ、米を洗わずに入れ、しいたけ、しめじも入れる。木べらで混ぜながら炒め、米が透き通ったら白ワイン大さじ3を加えて煮立て、アルコール分をとばす。
スープ1カップを加えてときどき混ぜながら煮つめ、汁けがなくなったら残りのスープの1/2量を加えて煮つめる。同様に残りのスープも加えて煮つめ、米を食べてみて少ししんが残るくらいまで15~17分煮る。生クリームを加えて混ぜ、塩、こしょう各少々を加えて味をととのえ、火を止める。バター大さじ1強と粉チーズを加えて混ぜ、バターが溶けたら皿に盛る。
(1人分675kcal、塩分1.8g)